三重県伊勢市の二見興玉神社内にある海にかかる橋です。
まるめ隊は左官チームとして欄干作りに出動しました。
(欄干:研ぎ出し 下地:亜鉛メッキ鉄骨)
以前は木製の橋だったそうですが、海水や潮風の影響で耐用年数が短く、今回はじめて左官による橋を制作することになりました。
現地の地形に合わせた曲面、飾り金具との取り合い、床勾配、アンカー位置など寸法がシビアで試行錯誤の連続でした。
全長24mの欄干を10以上のパーツに分け、着色モルタルと寒水石を金型に充填します。
硬化後に番手を変えながら、丁寧に丁寧に研ぎ出していきます。
はてしない作業でしたが神様が見ていると思い手を抜けませんでした。
橋を渡ると名所・夫婦岩が見えてきます。
東京で制作した欄干が、伊勢に無事設置されたのを見て感無量です。