鴨川の海を臨む崖っぷちに建つ、古民家の改築工事です。
小屋組などの構造体を残し、モダンに生まれ変わりました。
腰壁の上はすべてガラス張りで、明るく開放的です。
設計さんのこだわりを感じます。
外壁はモルタルでビシャン風に仕上げました。
設計さんのリクエストは「コンクリート・ビシャン仕上」でしたが、コンクリート造ではなく木造なのでそれは無理。
塗壁では描き落しという仕上に似ていますが、高額の上にゴミが大量に出ます。
そこで一工夫。ブラシで仕上げることで、コストとゴミを押えました。
(外壁:モルタル 下地:ラスカット)
寝室の壁はモルタルでフラットに仕上げました。
(内壁:モルタル 下地:ラスカット)
古い梁や小屋組と無機質なモルタルのコントラストが面白いですね。
バスルームの壁もモルタルでフラット仕上です。
この眺め!素晴らしいですね。
キッチンの天板もモルタルです。
古い柱との組み合わせが良い感じです。
ダイニングテーブルもモルタルです。
中央がバーベキューコンロになっています。
自然に囲まれて飲むビールは格別でしょうね。
夜はライトアップされ、外壁の凹凸が強調されます
本当に崖っぷちなんです。
材料の搬入が大変だったなぁ。