お施主さんは仲間の大工さんです。
内装はご自身で手がけ、休日を使って外構も進めていましたが、3年が経過…。
まるめ隊にバトンタッチ。
3台分の広い駐車スペースはアルビノピンクを乱張りにしてアクセントに。
奥様やお子さんも目地入れ作業を手伝ってくれました。
レンガで曲線を描き、広い面積を分割することでコンクリートのクラック(ひび割れ)を軽減します。
伸縮目地では色気がないですものね。
(駐車場:アルビノ、レンガ、コンクリート 下地:砕石路盤)
「隣地のコンクリートブロックの基礎がワイルド」という奥様のご相談。
道路の縁石とレベルを合わせてアルビノとレンガのステップを作り目隠しに。
駐車スペースは自然に土間レベルを下げ、キャリアを積んだ車のために階高を確保しています。
駐車場の壁は上に建つ家屋のコンクリート布基礎です。
フェイクの扉をモルタルで作り、内部に部屋があるかのような演出をしました。
ご近所の双子ちゃんは元の状態を知っているのに「このドア開くの?」と聞くので「まだ入ってないの?」と答えると、好奇心で瞳をキラキラさせました。
子どものピュアな心は美しい。
扉の隣には洗車用に、本物の水栓を作りました。
(扉と水栓:モルタル造形&エイジング塗装 下地:コンクリート)
扉があるなら窓も必要ということで、フェイクの窓もモルタルで作りました。
あえてルーバーにして中が見えないようにしてあります。
見えないと中が気になるものですよね。
(窓:モルタル造形&エイジング塗装 下地:コンクリート)
お施主さんファミリーと一緒に作った門壁。
「表面の白壁がはがれて、下地のレンガが覗いている」的な表現です。
お施主さんは左官も上手ですが、電気や設備、解体までこなすスーパー大工さんなんです。
後ろのハシゴもモルタルです。
(門壁:モルタル造形&エイジング塗装 下地:コンクリートブロック)